花粉症を治したい!岩手で舌下免疫療法で治療を続けています

はじめまして。おこめです。

数年前の春、突如!目が痒く、目を開けていられない。頭がぼーっとする最悪な症状が発症しました。花粉症の方はご存じの通り、耐えがたい症状ですよね...。

昨年までは市販のアレルギー用の薬、耳鼻科で処方された薬で症状を抑えてきましたが、死ぬまで毎年春にこんな生活になるなんて耐えられない!と一念発起し、根本治療に乗り出すことにしました。

そこで私が選んだ治療法が「舌下免疫療法」です。

ここでは、私が1年治療を続けた結果を患者目線で記載していきます。

どんな治療なのか

文字通り、舌の下で薬を溶かして服用します。この時に注意事項がいろいろとあります。

  1. 薬を舌の下で溶かし、1分間保持する。その後飲み込む。
  2. 薬を服用する前後2時間は心拍数、体温の上がることをしない。(入浴・運動)
  3. 毎日欠かさず服用を続ける。

上記は代表的な注意事項です。詳細は治療開始前にお医者さんからしっかり注意事項を確認してください。

なぜこんなに注意事項が多いかというと、薬の中身がアレルギー物質だからです。守らないと花粉症を治療するどころか、アナフィラキシーショックで危険な目に遭いかねません!

また、治療の成果も「完治する人」「症状が軽くなる人(大多数)」「効果が無い人」と個人差があることや、杉花粉またはダニにしか効果が望めないらしく、面倒で危険もあるのに確実性は無い治療ということを認識する必要があります。

治療の順序

自身のアレルギーの有無を血液検査で確認する

「花粉症かもしれない」、「なんのアレルギー症状かわからない」状態では治療してもらえません。ちょっと痛い(2つの意味で)ですが、血液検査等で自分が確実に「スギ花粉またはダニにアレルギー反応を起こす」ことを証明する必要があります。

治療の開始

アレルギーが確定しましたら、いよいよ治療開始です。ただし、前述の通り危険が伴う治療のため、最初の1~2週間の間に、2~3回通院する必要があります。

というのも、同意書等の必要書類の作成→弱めの薬で様子見(初回は院内で服用)→通常の薬で治療開始と初めはかなり慎重に治療が進められます。

なお、治療開始時期は花粉症の症状が治まってから(6月頃)次回シーズンの数カ月前(12月頃)までと半年程度しかありません。血液検査を含めると意外と時間が無いので注意してください。

治療の継続

最初の数週間の慎重な治療が終わると、あとは淡々と薬を服用し続ける生活になります。薬は2週間分~1ヶ月半程度までしか貰えないので、ほぼ毎月通院は必要になります。なので、治療をする病院は自宅、または職場から通い安いところをおすすめします。また、数年単位での治療ですので、治療を始めても数年は、アレルギーを抑える薬を併用しながら春を乗り切る必要があります。

治療にかかる費用

アレルギー検査費用:1回と通院費(2019年10月~2020年9月)、薬代に、1年間で約5万円かかっていました。次の1年はアレルギー検査が無いので、年間約4万円かかる見込みとなっています。

まとめ

以上のことから、花粉症を治療するのは大変ということがお分かり頂けたかと思います。

ただ、私はこれだけの時間とお金を使っても花粉症を治したいし、治す価値はあると思っています。

今後、さらに負担が少なく、花粉症を完治させられる治療法が見つかることに期待したいと思います。

以上、参考にして頂けたら嬉しいです。

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